夜のため息
眠れぬ夜をどうしようか? 時々、真剣に悩んだりする。それは若いころから変わることはない。寝なければ健康にも悪いし、精神的にも不安定になる。けれども、何か一つでも気になることがあれば、心乱れ、寝付けない。そんな性格だ。
好きな音楽を聴いたり、また本を読んだりする。色んなことを試しては、やがて疲れて寝てしまう。
気が付けば、朝日が窓から差し込んでいる。そんなとりとめもない、日常が、案外、幸福というものかもしれない。そんな呟きも自分らしい。まあ、おやすみ、と、自分自身に言い聞かせよう。