早くも日焼けと熱中症が気になる
最近、暑いと口にしない、そんな日はない。田園地帯の田植えも終盤。すでに植えられた稲の苗は初夏の風に揺られている。早速、色んな野鳥や昆虫たちが水田に姿を見せている。木々の若葉も日に日に緑濃くなり、農作業に疲れた心身を癒してくれる。
季節の移ろいは人に関係なく進んでゆく。その歩みを誰も止めることはではない。それは失った恋を追い求めるようなものだ、と、若い時に考えたことがある。
確かに、たわいのないことかもしれない。けれども、どんなに恋焦がれても手にいられないものはあるし、過去を取り戻すことはできない。それらを知ってゆく、それが大人になってゆく、ということなのだろうか?
いずれにせよ、自然の摂理や人の心を察しすることは容易でしない、それが現実だ。何かを伝えたい、と、思いつつ、季節や人は移ろいゆくのかもしれない。